せんべい・あられ・おかきの違いは?どうやって見分けるのか?
せんべい、あられ、おかきの違いは何でしょうか?
材料の違いとしては、せんべいは普通のお米から作られます。
あられ、おかきは、もち米から作られています。
おかきは元々、お正月に神さまに供える鏡餅を杵で割って火にあぶって揚げたり、
焼いたりしたものが始まりのようです。
そのため欠けた餅ということで欠き餅と言っていたのが、
丁寧語の“お”をつけておかきとなったようです。
もち米を原料とするものとしては揚げ餅と言うのもあります。
それでは、あられとおかきはどこが違うのでしょうか?明確な区別はありません。
しかし敢えて言えば、まず大きさがあげられます。
冬に降るあられのように小粒のものをあられといい、
それ以上に大きいものをおかきと言うようです。
それ以外にあられは餅を砕いて鍋で炒って作るのですが、
その炒る音が霰(あられ)に似ていることからあられと言う説もあります。
確かにあられをいる音は、霰(あられ)の音に似ています。
またせんべいについては、お米以外に小麦を使うものがあります。
関西地方であれば有馬温泉で有名な炭酸せんべいや、
東北地方であれば南部せんべいです。
それではそれぞれの作り方を見てみましょう。
せんべいは、普通のお米をつぶしたり、ついたりして延ばします。
それを焼いて出来上がりです。焼くときにしょうゆや塩で味付けます。
一番歴史のあるせんべいは、埼玉県にある草加宿で始まった
草加せんべいが始まりと言われています。
次にあられの作り方は、お餅を小さく切ります。それを火で炙って出来上がりです。
炙るときに味付けや彩のためにいろいろなものを混ぜる場合もあります。
次におかきは、基本的にあられと同じ作り方で大きさの違いのみです。
焼かずに油で揚げた揚げおかきと言うものもあります。
私が好きなのは、この揚げおかきで特にぼんち揚げという商品が大好きです。
これも同じようなものがいくつもコンビニやスーパーのプライベートブランドで
売られていますが、微妙に味が違います。
基本的には醤油による味付けですが、甘醤油を使ったりして微妙に味は違います。
やはり関西地方では有名なぼんちのぼんち揚げが一番おいしいです。
キャッチフレーズは、カリッと香ばしく、
ほんのり甘い淡口醤油味で味付けされていて最高です。
次に浮かぶのは、ちょっと前に話題になって千葉県銚子のぬれせんべいです。
固いはずのせんべいを焼いた直後に醤油につけて
しっとりは食感と濃い醤油味となっています。
このように米文化を続けてきた日本ならではの米を利用したおやつです。
今後とも食べていきたいです。
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