うるち米ともち米の違いって?比較して見分けよう!
お米には、「ごはん」として食べるうるち米(粳米)と、
お餅や「おこわ」にして食べるもち米(糯米)の2系統があります。
この違いは、見かけ上では米粒が半透明でガラス状です。
もち米は、うるち米より丸みがあり、乳白色です。
含まれる成分で区別するとでんぷんの性質で決まります。
まずでんぷんには、アミロースとアミロペクチンと言うのがあります。
アミロースが15%から35%でアミロベクチドが65から85%となっているものを
うるち米と言います。
アミロースが含まれるために時間がた冷たくなれば固くなります。
一方のもち米は、アミロースをほとんど含んでいません。
一般的にアミロース少なく、アミロべクチンが多く含まれる米であるうるち米は、
粘りがあり日本人好みの米でよい米と言われています。
そのため日本において栽培されているお米のうちもち米は、
3%から5%でほとんどをうるち米となっています。
なおうるち米は、そのまま食べられることが多いです。
しかしもち米は、メジャーな食べ方としてそのまま蒸してついて作ったお餅や赤飯、
おこわをはじめいろいろ加工されます。
粉砕して白玉粉などに加工してあられや団子など
お菓子類の原材料として利用されています。
またそろそろ年末が近づきお餅つきのシーズンです。
ここで当然のようにもち米の出番となります。
核家族化が進み世帯当たりの人数が減り、
家のスペースも少なくなった現在において家でお餅つきができる家庭は
少なくなってきています。
しかし家でお餅をつかなくなっても正月には、お餅を食べる習慣はなくなりません。
家で餅つきは減りましたが、スーパーでは機械化された工場で
生産されたお餅が年中販売されています。
![]() 完全無肥料・無農薬を継承☆プレミアがつくほどの貴重なお米!『奇跡のりんご』で知られる木村… |
これはここ最近に見られるのではないでしょうか?
また家庭用のお餅つき機械も普及し手軽に家庭でもお餅を作ることができ
普段でもお餅を食べる人が増えています。
しかし蒸し器で蒸して臼と杵でついたつきたての杵つきの餅は、
やはり粘り気や舌触りが何とも言えずまろやかです。
私の家でも杵つきはできないですが、
地元自治会の年中行事でお餅つきが開催されています。
自治会の行事の中でも一番大きなイベントでもあり、会員が楽しみにしている行事です。
つい張り切りすぎて筋肉痛になるお父さんやおじいさんが毎年出ますが、
それにも懲りず毎年ついています。
今年も開催されるようなのでぜひ参加してつきたてのお餅を食べてみたいものです。
お餅が主食である日本の代表的な行事です。
関連記事
-
-
せんべい・あられ・おかきの違いは?どうやって見分けるのか?
せんべい、あられ、おかきの違いは何でしょうか? 材料の違いとしては、せんべいは普 …
-
-
冷麺と冷やし中華を見分ける違いって何?比較してみた!
深夜11時から2時にかけて・・・。それは魔の時間帯・・・。 食べたら食べた分だけ …